0.75坪の浴室は広くできる?浴槽・洗い場・隣室への影響を考えるリフォーム
- お役立ちコラム

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こんにちは。川洋リフォーム代表の川北洋平です。 川洋リフォームでは、名古屋市・弥富市・一宮市・津島市・あま市を中心に、トイレ・浴室・洗面・キッチンなどの水まわりリフォームから、内装・窓まわり・住まいの小さな修繕まで幅広くご相談をいただいています。 リフォームは、設備を新しくするだけでなく、毎日の使いやすさや掃除のしやすさ、将来の安心にも関わる大切な工事です。ただ、費用や工期、どこまで直すべきかが分かりにくく、不安を感じる方も少なくありません。 お役立ちコラムでは、住まいの状態に合わせて後悔のない判断ができるよう、現場で確認すべきポイントや費用が変わる理由、失敗しない考え方を分かりやすくお伝えします。 |
「0.75坪の浴室が狭いので、もう少し広くできないかな?」
「増築しなくても、今より大きな浴槽に交換できるの?」
浴室のリフォームを考える際、このような疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。浴室の広さが0.75坪だからといって、今の窮屈さを解消できないとは限りません。浴槽の形状や設備の配置を見直すほか、建物の条件が合えば浴室そのものを拡張する方法も考えられます。
ただし、浴室全体を広げる工事と、限られたスペースを有効活用する工事では、必要な条件が異なるのです。今回のお役立ちコラムでは、0.75坪の浴室を使いやすくするために確認したい寸法や、浴槽・洗い場・隣室への影響について解説します。
0.75坪の浴室を広くする前に確認したい寸法と使い勝手

浴室の広さを表す「0.75坪」は、面積に換算すると約2.5㎡です。0.75坪程度の浴室に対応するユニットバスには1216などの規格がありますが、その数字だけで設置可能な製品を判断することはできません。
なぜなら、同じ0.75坪でも、壁の厚みや柱の位置、設備の配置などによって、利用できる空間や設置条件が異なるからです。狭い浴室をリフォームする際は、まず何に不便を感じているのかを整理し、既存浴室の寸法と希望する設備の設置条件を確認することが大切です。
浴槽・洗い場・出入り口のどこを広げたいか整理する
浴室の狭さを感じる理由は、家庭によって異なります。たとえば、浴槽で足を伸ばせない場合は浴槽の形状や内寸が重要です。一方、身体を洗う際に窮屈さを感じる場合は、洗い場の広さや水栓・カウンターの配置を見直す必要があります。
また、浴室への出入りがしにくい場合は、浴槽や洗い場の面積だけでなく、ドアの開き方や段差も確認したいところです。
主な悩みと確認したいポイントを整理すると、次のようになります。
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困っていること |
確認したいポイント |
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浴槽が狭い |
浴槽の内寸・形状・入浴姿勢 |
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洗い場が狭い |
床面積・カウンター・収納の配置 |
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出入りしにくい |
ドアの開口幅・開閉方向・段差 |
浴槽を大きくすると、製品の配置によっては洗い場が狭くなる可能性もあります。そのため、単純に浴槽を大きくするのではなく、浴室全体の使いやすさを考慮して選ぶことが重要です。
1216などのサイズ表記と実際の設置寸法を確かめる
ユニットバスには、1216や1317などのサイズ表記があります。1216は約1.2m×1.6m、1317は約1.3m×1.7mの浴室内寸を表す呼び方です。ただし、これは浴室内部の広さを示したもので、設置場所に求められる寸法とは区別する必要があります。
また、浴室の寸法が合っていても、既存の給排水管や換気設備の位置によって、設置できる製品が変わることもあるでしょう。
リフォーム前には、主に次の項目を確認する必要があります。
- ・既存浴室の幅・奥行き・天井高
- ・壁の厚みや柱・梁の位置
- ・給排水管や換気設備の位置
- ・新しいユニットバスの必要設置寸法
たとえば、TOTOのシステムバスには、1216と1317のサイズ展開があります。前者は0.75坪、後者はそれよりも少し広い0.75坪強に相当するタイプです。1317サイズは1216サイズよりも浴室内の寸法にゆとりがありますが、導入には製品ごとに定められた設置スペースの確保が必要です。
坪数だけで交換できると判断せず、現地の実測寸法とメーカーの施工条件を照らし合わせることが肝になります。また、既存の浴室がタイル張りの在来工法か、ユニットバスかによっても確認する内容が異なります。
在来工法では、壁や床を解体して初めて下地や配管の状態がわかる場合もあるため、見た目の広さだけでは判断できません。一方、ユニットバスからの交換でも、既存製品の外側にどの程度の余裕があるか確認する必要があります。
浴室を広げる工事と広げられない場合のリフォーム方法

既存の浴室スペースに余裕がない場合、浴室を広げるには壁の移動や隣接する部屋の間取り変更が必要になることがあります。ただし、建物の構造や配管の位置によっては、希望する範囲まで広げられない場合もあるでしょう。
そのような場合は、浴槽の形状や設備の配置を工夫することで、限られた空間を使いやすくする方法もあります。
壁の移動や隣室への影響を確認する
0.75坪の浴室を1坪程度に広げたい場合、現在の浴室の外側に十分なスペースがあるか確認する必要があります。たとえば、浴室に隣接する脱衣所や収納スペースの一部を利用できれば、増築せずに浴室を拡張できる可能性があるのです。
ただし、壁を移動できるかどうかは、建物の構造によって異なります。柱や耐力壁など、建物を支える部分は自由に撤去できません。
また、浴室を広げる際には、次のような影響も考慮する必要があります。
- ・脱衣所や洗面所の面積が狭くなる
- ・洗面台や収納の移設が必要になる
- ・給排水管や電気配線の変更が生じる
- ・壁・床・天井の補修範囲が広がる
浴室の面積を増やせても、脱衣所が狭くなって着替えにくくなったり、洗濯機の使用に支障が出たりする場合があります。とくにマンションでは、共用部分や配管経路、管理規約などによる制約にも注意が必要です。
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▼マンションで浴室を広げる前に確認したい管理規約と工事申請▼ |
浴室だけでなく、隣室を含めた間取りと設備の状況を確認してから、拡張工事の可否を判断しましょう。また、脱衣所の一部を浴室に取り込む場合は、洗面台の前に立つスペースや洗濯機の扉を開ける余裕も確認したいところです。
浴室を広くできても、洗濯や着替えの動作がしにくくなっては、暮らし全体の使い勝手が下がってしまいます。浴室と脱衣所を別々に考えず、家族が日常的に使う動線を含めて検討することが大切です。
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▼浴室の拡張とあわせて、洗面台・洗濯機・収納の配置を考えるポイント▼ |
広げられない場合は浴槽の形状や設備配置を見直す
浴室の面積を変えられない住宅では、限られた空間をどう活用するかがポイントになります。たとえば、ユニットバスの大きさが同じでも、浴槽の内部形状によって入浴時の姿勢や肩まわりのゆとりは変わります。
浴槽の外寸だけでなく、内側の広さや深さにも目を向けて選ぶことが大切です。洗い場の狭さが気になる場合は、カウンターや収納棚の配置を見直す方法もあります。カウンターのない仕様を選んだり、壁付けの収納を必要最小限にしたりすることで、身体を動かすスペースを確保しやすくなるでしょう。
また、出入りのしにくさを改善したい場合は、浴室ドアの種類や開口幅、段差の解消などを検討する方法もあります。ただし、選べる浴槽やドアの仕様は、ユニットバスの製品やサイズによって異なります。リフォームで面積を広げることだけにこだわらず、現在の不便さを解消できる設備や配置を選ぶことが重要です。
FAQ|0.75坪の浴室リフォームで迷いやすいこと

浴室を広くしたいときは、完成後の入り心地だけでなく、工事範囲や入浴できない期間も気になると思います。私は、広さの数字だけで決めず、実物での確認と自宅の調査結果を組み合わせて考えることが大切だと感じています。
Q. 同じ1216サイズでも、今より足を伸ばせる浴槽にできますか?
浴槽の内部形状が変われば、同じ浴室サイズでも足元や肩まわりのゆとりが変わる可能性があります。ただし、体格や座る位置によって感じ方は異なるため、「1216ならこの広さ」と一律には判断できません。
ショールームでは、自宅に設置する候補と同じサイズ・浴槽仕様かを確認したうえで、案内に従って姿勢を試すと参考になります。
- ・座ったときに膝がどの程度曲がるか
- ・背中を預けたときに身体が安定するか
- ・出入りや立ち上がりの動作に無理がないか
展示はお湯のない状態なので、実際の浮力や濡れた床の感触までは確認できません。体感と製品寸法の両方で比べると選びやすくなります。
| ▼浴槽の入り心地や出入りのしやすさを、ショールームで比較するポイント▼ 名古屋でリフォームのショールームへ行く前に|キッチン・浴室・洗面台の比較ポイント |
Q. 浴室を広げる案と、同じ広さで交換する案はどう比べればよいですか?
浴槽や断熱などの希望条件をできるだけそろえ、拡張によって増える工事を分けて見積もってもらうと、費用差の理由が分かります。壁の移動だけでなく、洗面台や洗濯機の移設、隣室の内装復旧まで含めて比較することがポイントです。
現地調査では、確認できた範囲と、解体しないと分からない部分も聞いておくと安心です。追加工事の可能性が残る場合は、何が見つかったときに費用が変わるのか、着手前にどう説明を受けるのかまで整理しておきましょう。
| ▼浴室の寸法だけでなく、下地や配管まで現地調査で確認する理由▼ 名古屋市のリフォーム現地調査では何を見る?見積もり精度を左右する確認項目 |
Q. 工事中にお風呂を使えない期間は、いつ確認すればよいですか?
契約前に工程の見込みを確認し、着工前に入浴できなくなる日と再開予定日をすり合わせます。工事全体の日数と、浴室を使えない日数は同じとは限りません。
脱衣所の工事も行う場合は、洗面台や洗濯機を使えない時間があるかも確認すると、生活の準備がしやすくなります。解体後の補修などで予定が変わる可能性も踏まえ、工事中の入浴先と、日程変更時の連絡方法を決めておくと安心です。
浴室の広さや使い勝手のお悩みは川洋リフォームへ

0.75坪の浴室でも、浴槽や設備の選び方で窮屈さを改善できる場合があります。拡張を検討する際は、浴室だけでなく、脱衣所での着替えや洗濯のしやすさまで含めて比べることが大切です。私は、広げることを目的にするより、今のどの不便を解消したいかを出発点に考えたいと思っています。
川洋リフォームでは、浴室をはじめとする水まわりリフォームのご相談を承っています。「足を伸ばしたい」「洗い場を使いやすくしたい」など、今のお悩みをお聞かせください。拡張するか決まっていない段階でも、お気軽にご相談いただけます。
この記事の監修者
川北 洋平
- 役職
- 代表取締役
- 資格
- 外装劣化診断士/足場組立作業主任者/職長・安全衛生責任者
- プロフィール
- 川洋リフォーム(川洋建装株式会社)代表取締役。
愛知県内4店舗を拠点に、地域密着でお客様の住まいの悩みに寄り添うリフォームのプロ。
外壁塗装で培った専門知識を武器に、建物の構造を熟知した視点から根拠のある診断を行い、適正価格での工事を徹底。リフォームを単なる修繕ではなく「お住まいの資産価値を将来へつなぐもの」と捉え、自社一貫体制による厳格な品質管理で、安心と安全な施工を届ける。
パッキン交換から増改築まで、地元の「すぐそば」にいる相談相手として、誠実な仕事で大切な住まいを末永く守り抜く。





